「Snapdragon」搭載Windows 10ノートPCが登場--スマホ並みのバッテリ持続を実現

ZDNet Japan 2017年12月06日(水)10時24分配信

 スマートフォンに近い性能を持つ2in1ノートPCをどうしても手に入れたいと思っていた人にとって、朗報となるかもしれない。

 モバイルプロセッサ大手のQualcomm Technologiesが米国時間12月5日、同社のプロセッサを搭載した初の「Windows 10」ノートPCを、HPおよびASUSと共同で発表した。「HP ENVY x2」と「ASUS NovaGo」は、いずれもQualcommの「Snapdragon 835」プロセッサと「X16 LTE」モデムを搭載し、従来はスマートフォンに限られていた性能と接続速度を実現する。

 ASUS NovaGoは、13.3インチのLEDバックライト付きフルHDディスプレイを搭載している。動画は22時間連続再生が可能で、バッテリはスタンバイモードで30日間持続する。米国での販売価格は、4GバイトのRAMと64Gバイトのストレージを備えたモデルが599ドル(約6万7000円)から、8GバイトのRAMと256Gバイトのストレージを備えたモデルが799ドル(約9万円)から。

 HP ENVY x2は、12.3インチのディスプレイを搭載し、1回の充電で最大20時間連続動作可能だ。バッテリは、「モダンスタンバイモード」ならおよそ30日間持続する。また、最大8GバイトのRAMと最大256Gバイトのストレージを搭載するという。価格はまだ公表されていない。

 HPで消費者向けパーソナルシステム事業のバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーを務めるKevin Frost氏は、この日の発表で、Qualcomm製プロセッサをPCに搭載することで「以前なら不可能だったいくつかの機能を実現できた」と述べた。「ユーザーは、常時接続可能な『Windows』デバイスを、これまでよりも長い時間利用するようになるだろう」(Frost氏)

 Lenovoも2018年1月の「CES 2018」で「Snapdragon」プロセッサを搭載したデバイスを発表する予定だ。

 Qualcommによると、消費者に欠けているのは「本当のモバイルPC体験」だという。従来のPCのほとんどは、今でも起動までに時間がかかる上、バッテリは10時間程度しか持たず、ネットに接続するには公共のWi-Fiなどに頼る必要がある。

 今回発表されたPCで重要な点は、通常版のOSであるWindows 10を実行することに加え、市販のWindows用アプリケーションを実行できることだ。5年前に登場した軽量版OS「Windows RT」を搭載するPCは、これらのアプリケーションを実行できず、ほぼ発売当初から不評を買っていた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan
もっと見る もっと見る

【あわせて読む】

    最終更新: 2017年12月06日(水)10時24分

    【関連ニュース】

    【コメント】

    • ※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。