【これからの見通し】北朝鮮ミサイルの円買いから戻す、きょうは米小売売上高

KlugFX 2017年09月15日(金)15時55分配信
【これからの見通し】北朝鮮ミサイルの円買いから戻す、きょうは米小売売上高  東京早朝にJアラートが発動、北朝鮮が再び日本列島を飛び越えるミサイルを発射した。一部報道によると今回の飛距離はほぼグアムに届くものだったという。ドル円は一時109.50台まで急落した。しかし、その後は110円台を回復、日経平均株価<.N225>も100円超高で週末を迎えている。今後も北朝鮮リスクは深刻ではあるが、今回の市場の反応を見る限りは、核実験などのより危険度の高い事象が起こらなければ次第に反応は鈍ってきている印象。頭の片隅には北朝鮮リスクを置きつつも、各国ファンダメンタルズ指標や金融政策動向などと両にらみの相場が続きそうだ。  この後は米国のファンダメンタルズ動向を丹念にチェックしてゆきたいところ。直近では雇用統計がやや弱含んだあと、今週はPPIとCPIなど物価統計結果にドル買いの反応を示している。CMEフェドウォッチでは12月利上げ観測が再び5割を上回ってきた。  きょうは米小売売上高(8月)、NY連銀製造業景況指数(9月)、米鉱工業生産と設備稼働率(8月)、ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(9月)、米企業在庫(7月)など一連の経済指標が発表される。米インフレ動向にとっては、小売の伸びが継続することが下支えとなり、今後の利上げ見通しにも大きな影響を与えそうだ。   昨日は英金融政策委員会(MPC)が今後の利上げの可能性を示唆したことでポンドが急伸した。ポンド円は北朝鮮リスク報道に振り回されたものの、足元では148円近辺の高値水準に戻している。ポンドドルは1.34ちょうど付近と引き続き下値がしっかり。先週にはカナダ中銀が予想外の連続利上げを実施したことでカナダドルが買われていた。ポンドとカナダドル、出口戦略に向けて積極的な中銀の通貨が活きの良い値動きとなっている。  ユーロ相場も先週のECB理事会で今後のQEプログラムについての大枠を10月に決めるとしたことで、出口戦略に一歩踏み出した。ただ、ユーロドルは1.20台をつけたあとは売りに押されており、これまで買われ続けてきたポジション蓄積もあるようだ。やはり足元で活きが良い通貨となっているのはポンドとカナダということになりそうだ。   みんかぶ「KlugFX」 松木秀明
KlugFX
もっと見る もっと見る

【あわせて読む】

    最終更新: 2017年09月15日(金)15時55分

    【関連ニュース】

    【コメント】

    • ※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。