ドル円は110円台後半での推移が続く=NY為替後半

KlugFX 2017年09月16日(土)04時55分配信
 NY時間の終盤に入ってドル円は110円台後半での推移が続いている。何度か111円台を試す動きも見られたものの上値は重い。朝方発表になった米小売売上高や鉱工業生産が予想を下回ったことでドル円も戻り売りに押されている。一時110.60付近に伸び悩む場面も見られた。ただ、米国債利回りや米株が堅調に推移していることもあり、下押す動きは見られていない。  北朝鮮が日本時間の早朝にミサイルを発射したにもかかわらず、市場は落ち着いた反応を見せたことからリスク回避の雰囲気も後退しており、きょうは円安の動きがドル円をサポートしている。  また、市場では改めて日本と各国の金融政策の相違に着目し始めているようだ。前日の英中銀金融政策委員会(MPC)で年内の利上げの可能性を示唆したことがきっかけとなっている模様。  ただ、きょうは一時111.35付近まで上昇し、100日線を上回る場面が見られたものの111円台は維持できていない。米利上げ期待は再び出始めているものの、来週にはFOMCも控えており、その動向を見極めたい雰囲気もあるようだ。  一方、ユーロドルはNY時間の中盤から伸び悩む展開となっており、1.1935近辺まで伸び悩んでいる。朝方の米指標を受けて1.1985ドル近辺まで一時上昇していたが、心理的節目の1.20は達成できなかったことでロング勢も一旦後退している模様。  しかし、前日に1.19台を再び回復し、21日線の上をしっかりと維持している。上向きトレンドは変わらずといったところのようだ。  一部報道で関係筋の話として、ECBは来年からの出口戦略の中で、償還国債の再投資を月間150億ユーロペースで続ける意向で、それを強調することを検討と伝わっている。これまでも再投資は長らく実施してきたが、市場に与えるインパクトが小さく見積もられているという。  例えば、国債購入を現行の月600億ユーロから300億ユーロに縮小するものの、月150億ユーロの再投資が加わるり、合計月450億ユーロの緩和を続けていることを強調したい考えのようだ。再投資も柔軟化することで市場にインパクトを与えることもできる。 みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
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    最終更新: 2017年09月16日(土)04時55分

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