レパトリ減税のドル買い需要は限定的か 最大で1500億ドル程度とも=NY為替チェック

KlugFX 2017年12月06日(水)04時40分配信
 NY時間の終盤に差し掛かってドル円は112.60円付近で推移している。きょうのNY市場はドル買いが優勢となっており、ドル円も前日のNY時間の下げを取り戻す動きが出ている。  前日は一時113円台を付ける場面も見られたが、上値が重く跳ね返されている格好。きょうも112.85円付近まで上昇したが113円を試す動きまでは見られず、上値に慎重になっている様子もうかがえる。  市場では米税制改革法案の中味を精査する動きも出ている。一部からは、米企業が保有している海外資産を本国に回帰する場合の1回限りの優遇税制(レパトリ減税)について、ドル買い需要は限定的との指摘が出ている。  米上院案では流動性資産については14.5%、非流動性資産については7.5%となっている。一方、下院案ではそれぞれ14%、7%となっている。いずれの税率で決まるかは未知数だが、そう大差はない。  問題は3.0兆ドルから3.5兆ドルとも言われている海外資産のうち、現金および現金相応資産に関しては1.5兆ドル程度と言われている。ただし、ドル以外で保有しているものはそのうちの10%程度で、ドル買い需要は多くて見積もっても1500億ドル程度にしかならないとの指摘も出ているようだ。 USD/JPY 112.62 EUR/USD 1.1814 minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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    最終更新: 2017年12月06日(水)04時40分

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