8月米鉱工業生産指数は低下、ハリケーン影響

ロイター 2017年09月16日(土)00時02分配信

[ワシントン 15日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が15日発表した8月の鉱工業生産指数は0.9%低下し、1月以来初めて落ち込んだ。市場予想は0.1%上昇だった。

ハリケーン「ハービー」がメキシコ湾岸沿いの石油やガス、化学製品工場に打撃を与えたほか、涼しい夏の影響で東海岸での冷房需要が減った。

7月は当初発表の0.2%上昇から0.4%上昇へ上方改定された。

FRBは、工場生産データの高周波分析と経済モデルを基に、鉱工業生産の低下は約0.75%ポイントがハリケーン要因だったとした。ハリケーンによって「石油と天然ガスの掘削とサービス、採取活動が一時的に縮小」したという。

鉱工業生産は製造業と鉱業、電力・ガスの部門から成る。8月はハービーが主な押し下げ要因で、鉱業が0.8%低下したが、他の部門も落ち込んだ。

消費財は0.7%低下。耐久財が上昇する一方、非耐久財とエネルギー製品が低下した。自動車・同部品は2.2%上昇した。

工場がどれだけ十分に設備を稼動しているかを示す製造業の設備稼働率は0.8%ポイント低下の76.1だった。長期的な平均を4%ポイント近く下回っている。

エコノミストらは、ハリケーンの影響が今後の統計に表れ始めるとみているが、将来的には鉱工業生産は上昇し、一時的な落ち込みを相殺するとみている。

ロイター
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    最終更新: 2017年09月16日(土)00時02分

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