欧州委、不良債権問題への対処方針公表へ=草案

ロイター 2017年10月11日(水)12時17分配信

[ルクセンブルク 10日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会が域内銀行の不良債権圧縮に向け、来春までに提案する予定の一連の措置を11日に公表する見通しであることが草案文書で明らかになった。欧州中央銀行(ECB)による同様の取り組みへの影響も予想される。

ECBは先週、来年以降、ユーロ圏内の銀行に貸倒引当金の増額を求める方針を示しており、欧州委が不良債権問題に対処するための措置の法案を来年提示した場合、ECBの取り組みを遅らせる結果となる可能性がある。

11日公表予定の草案文書によると、欧州委は来春までに「貸倒引当金の最低水準の導入に関する」銀行規制の変更を提案する可能性があると表明。

検討されている一連の措置は「全ての加盟国と銀行で、将来的な不良債権の蓄積と引当金不足を防止する」狙いがあるとした。

ただ、欧州委が法案を提出した場合、成立にはEU加盟国と議会の承認が必要となり、通常は実施まで数カ月あるいは数年を要する。1人のEU当局者は、同委が法案の提出を見送る可能性もあると述べた。

ドムブロフスキス副委員長は10日の記者会見で、この問題についてコメントを控えた。

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    最終更新: 2017年10月11日(水)12時17分

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