東京マーケット・サマリー(12日)

ロイター 2017年10月12日(木)18時20分配信

<外為市場>

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル安/円高の112円前半。前日発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、インフレ率の上昇の見通し、および、インフレ率が上昇しない場合の金利の道筋を巡り、踏み込んだ議論が行われたことが明らかになったが、全般にややハト派的と受け止められ、アジア時間には、米長期金利が軟化気味となり、ドル/円もジリ安の展開となった。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均株価<.N225>は8日続伸。終値は1996年11月29日以来、約20年11カ月ぶりの高値で引けた。前日の米国株式市場で主要指数が最高値を更新したほか、円安基調の継続など良好な外部環境を好感した。

東証1部騰落数は、値上がり1130銘柄に対し、値下がりが804銘柄、変わらずが96銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.021%になった。準備預金の積み最終日を13日に控えて資金調達意欲がしっかりと示された。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナス0.098%とマイナス幅を拡大。TIBOR(東京銀行間取引金利)3カ月物は0.063%と横ばい。共通担保資金供給オペは札割れ。新発3カ月物国庫短期証券(TB)の入札は海外勢主体の需要などでしっかりした結果になった。既発3カ月物TB(713回)は強含み。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。

<円債市場> 

長期国債先物は小幅続落で引けた。日銀<8301>の国債買い入れオペへの期待から買いが先行。報道各社の衆院選序盤情勢調査で与党優勢を報じられたことで、異次元緩和を進めている日銀政策は当面変わらないとの思惑が浮上したことも買い安心感を誘った。後場は株式市場が強含むなか、長期を対象にした日銀<8301>オペで需給の緩みが意識されると、売りがやや優勢となりマイナス圏に沈んだ。

現物債は高安まちまち。中長期ゾーンは午後に入り先物に連動する格好で売り圧力が強まった。超長期ゾーンは、前日に30年債入札を順調に通過したことに加え、日銀<8301>オペを無難にこなしたことから利回りは低下基調になった。

9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、インフレ率の上昇見通しについて踏み込んだ討議が行われたことが確認されたが、11日の米債市場がほぼ横ばい圏で引けたこともあり、円債市場でも積極的に材料視されなかった。

ロイター
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    最終更新: 2017年10月12日(木)18時20分

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