中国発「ビットコイン」急落、目先波乱も長期的な貨幣価値高まる【フィスコ・ビットコインニュース】

フィスコ 2017年09月15日(金)11時40分配信
中国政府による仮想通貨取引に対する取り締まりが今後強化されるとみられるなか、中国にある仮想通貨の3大取引所の一つ、「BTC China」は14日、新規利用者の登録をやめ、9月末で仮想通貨と人民元との交換など全取引を停止して閉鎖すると発表した今回の決定は、中国証券監督管理委員会が中国人民銀行や他の関連規制当局とともに9月に入って発行した通知を「慎重に検討した結果」であると各メディアが伝えている。

BTC Chinaによると、禁止されるのは取引所での仮想通貨取引のみで、相対取引を禁止する計画はないという。とは言え、ほかの取引所も閉鎖されるとみられるなど、取引量の多い中国の規制の影響は市場全体にまで及んだ。4日のビットコイン相場は5営業日続落、過去1年余りで最長の値下がりとなっている。

一方で、中国での規制を背景に日本での取引量が増加するなど、日本のビットコイン市場は大きな盛り上がりを見せている。また、米シカゴ・オプション取引所を運営するCBOEホールディングスは年内にもビットコイン先物の上場を目指すもよう。実現すれば世界で初めて公設の仮想通貨デリバティブが誕生する。ビットコイン投資家のヘッジや投資需要が期待されるほか、機関投資家による裁定取引が増える可能性がある。現在の一方向の需給に振らされる相場環境から、より貨幣に適した動きをみせてくることが期待される。しばらくは波乱含みの相場展開が続くことになろうが、長期的な市場の成長が見込まれる。

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    最終更新: 2017年09月15日(金)11時40分

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