日米の注目経済指標:米FOMCでバランシート縮小開始を決定か

フィスコ 2017年09月16日(土)14時45分配信
9月18日-22日に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

■20日(水)午前8時50分発表予定
○(日)8月貿易収支-予想は+1044億円
先行指標となる8月上中旬の貿易収支は1661.1億円の黒字だった。前年同月の実績は757.22億円の赤字。昨年8月の貿易収支は346.2億円の赤字だったが、8月の輸出額は前年同月を上回っている可能性があることから、今年8月の貿易収支は黒字となる見込み。市場予想は妥当な水準か。

■20日(水)午後11時発表予定
○(米)8月中古住宅販売件数-予想は547万戸
参考となる7月実績は年率換算で544万戸、前月比-1.3%。販売件数の減少は市況悪化によるものではなく、在庫不足によるものとみられている。販売価格は前年同月比+6.2%で堅調推移。8月については在庫不足の状態が続いていることから販売件数の大幅な増加は期待できないとの見方が多い。市場予想は妥当な水準か。

■20日(水)日本時間21日午前3時結果判明
○(米)連邦公開市場委員会(FOMC)会合-予想はバランスシートの縮小発表
米連邦準備制度理事会(FRB)の保有資産を縮小する作業に着手することが正式に決定される見込み。NY連銀のダドリー総裁は8日、「バランスシート縮小計画にハリケーンが影響するとは思わない」、「計画は比較的早期に実施されるだろう」との見解を表明している。追加利上げについては8月16日に公表されたFOMC議事要旨には、「多くの参加者が、インフレ率が予想よりも長期間2%を下回り続ける可能性がある」と記されていた。年内追加利上げの可能性は残るものの、今回は政策金利の据え置きが確実視されている。

■21日(木)政策決定会合の終了予定時刻は未定
○(日)日本銀行金融政策決定会合-予想は金融政策の現状維持
北朝鮮による弾道ミサイル再発射への懸念はあるものの、現時点で国内外の経済情勢は著しく悪化していないことから、現行の「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」の枠組みは維持される見込み。長期国債の買入れ額については、概ね現状程度の買入れペース(保有残高の増加額年間約80兆円)を維持する見込み。なお、物価上昇率2%の達成時期は今回も2019年度頃とする可能性が高い。

その他の主な経済指標の発表予定は、19日(火):(米)8月住宅着工件数、(米)8月建設許可件数、(米)4-6月期経常収支、21日(木):(米)9月フィラデルフィア連銀景況調査。


<FA>
フィスコ
もっと見る もっと見る

【あわせて読む】

    最終更新: 2017年09月16日(土)14時45分

    【関連ニュース】

    【コメント】

    • ※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。