仮想通貨がアフリカの通貨になる可能性【フィスコ・ビットコインニュース】

フィスコ 2018年01月12日(金)18時05分配信
サハラ以南のアフリカの多くの通貨は高いインフレと供給管理の失敗で価値を失ってきた。結果として、コンゴ民主共和国では預金と借入金の9割超が外貨となっており、ジンバブエに至っては2015年に自国通貨を廃止し、米ドルを採用している。ビットコインは自国通貨が安定しているアメリカの問題に対する解決策だと思われがちだが、こうした自国通貨が安定しない国家では「通貨」として成功する可能性があると、米ゴールドマン・サックス・グループは述べている。

ゴールドマン・サックスのストラテジスト、ザック・パンドル氏とチャールズ・ヒンメルバーグ氏は10日、「自国通貨が十分に機能していない国・地域では、仮想通貨が通貨の選択肢になり得る」という内容のレポートを公開した。

またレポートでは、仮想通貨がこうした国・地域で通貨として広く使用されるようになる場合、これまでのような天文学的な収益を期待すべきではないと投資家に警告している。パンドル氏らは、この前提に基づくと仮想通貨の伸び率は世界生産の伸びと同程度となり、金や貴金属と同様の資産と考えるべきだとも述べた。

アフリカ諸国の中には、モバイルマネーによる支払いや送金がごく当たり前に普及している国も多く、スマートフォンやPCで利用する仮想通貨の利用に対して心理的障壁が低いというメリットもある。今後、アフリカや南米など自国通貨が機能していない国に仮想通貨がどのように普及していくかが注目される。


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    最終更新: 2018年01月12日(金)18時05分

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