◎〔東京外為〕ドル、110円台前半=リスク回避一巡で戻り試す(15日正午)

時事通信 2017年09月15日(金)12時08分配信
 15日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、北朝鮮のミサイル発射を受けたリスク回避の動きが一巡し、1ドル=110円台前半で戻りを試した。正午現在は、110円13〜13銭と前日(午後5時、110円40〜41銭)比27銭のドル安・円高。  東京時間の早朝は、北朝鮮のミサイル発射で瞬間的に109円50銭台へ急落したが、売りは続かず、110円前後に戻した。仲値公示に向けては、連休前の五・十日で国内輸入企業の買い注文が膨らんだほか、株価の切り返しもあって、110円20銭台へ水準を切り上げた。その後は、株価の伸び悩みなどに圧迫され、110円10銭台に緩んで推移した。  北朝鮮によるミサイル発射は、「ある程度想定されていた」(FX会社)上、日本の航空機や船舶などへの被害も出なかったため、リスク回避の円買いは一時的だった。また、市場予想を上回った米消費者物価指数を受けて、米国の年内利上げ期待が改めて浮上していることも、「ドル円の買い戻しを誘った」(別のFX会社)。  もっとも、北朝鮮がさらなる挑発行為に出る可能性は残っており、「積極的にドルを買う動きも出にくい」(外為仲介業者)状況だ。午後は、ミサイル発射を受けた米国の動向を見極めたいムードが広がっているほか、海外時間に米小売売上高の発表を控えていることもあり、「110円台前半を中心としたレンジ相場になる」(同)と予想される。  ユーロ円も戻り試す。ユーロドルは小動き。正午現在、1ユーロ=131円23〜24銭(前日午後5時、131円44〜44銭)、対ドルでは1.1914〜1916ドル(1.1904〜1905ドル)。(了) [時事通信社]
時事通信
もっと見る もっと見る

【あわせて読む】

    最終更新: 2017年09月15日(金)12時08分

    【関連ニュース】

    【コメント】

    • ※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。