◎〔週間見通し〕東京ゴム、弱気主導か=サンワード貿易・松永氏

時事通信 2017年09月15日(金)15時58分配信
 サンワード貿易アナリストの松永英嗣氏=来週の東京ゴム相場は、弱気主導の展開を予想する。中心限月2018年2月先ぎりの下値めどは210円。テクニカルなポイントがあるわけではないが、15日終値(221円20銭)から10円程度の下げ余地はあるとみる。  6月から8月にかけての相場上昇は、鉄鋼や銅、亜鉛、ニッケルといった産業用金属相場が中国経済の力強さを背景に上昇し、ゴムもこれに追随した。ただ、ここにきて中国経済には陰りが見られる。例えば、輸出額の伸びは7月、8月と2カ月続けて鈍化。世界の工場といわれる中国の輸出鈍化は、マーケットに及ぼす影響が大きい。  このほか、1〜8月の都市部固定資産投資は前年同期比7.8%増で、伸び率は1〜7月の8.3%から鈍化し、約18年ぶりの低い数字になった。こうした中国経済の変調をとらえて、8月下旬には一代の高値圏にあった産業金属が下げ基調を強めている。成長鈍化が目立ってきており、短期的に上海ゴム(2018年1月きり)は1万4500元近辺まで下げてもおかしくない。  大局的には、相場は下向きだ。ただ、15日に終了するタイとインドネシア、マレーシアの生産国会合で、大胆な輸出削減策などが打ち出されれば、230円に戻す展開も考えられる。(了) [時事通信社]
時事通信
もっと見る もっと見る

【あわせて読む】

    最終更新: 2017年09月15日(金)15時58分

    【関連ニュース】

    【コメント】

    • ※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。