◎〔週間見通し〕WTI、来週も騰勢続く=岡安商事・玉川氏

時事通信 2018年01月12日(金)12時02分配信
 玉川博一・岡安商事法人部法人デリバリー課長=ニューヨーク原油(WTI)は来週も騰勢が続くとみている。米国の需給環境の引き締まりや、産油国の地政学リスクなどが支えとなりそうだ。  米エネルギー情報局(EIA)の週報によると、原油在庫は1月5日時点で8週連続の取り崩しとなった。戦略備蓄を除く原油と石油製品の総在庫は、半年前と比較して約1億バレル減少し、需給のタイト化が急速に進んでいる。加えて、米国では寒波の影響で暖房需要が拡大し、製油所の稼働率が3週連続で95%以上と、ドライブシーズン並みの高稼働となっている。米国は14日以降にも気温低下が見込まれており、需要は暖房油を中心に堅調地合いが続きそうだ。  主要産油国のうち、イラクやナイジェリアは地政学リスク、イランとサウジアラビアは政治リスク、ベネズエラは財政リスクを、それぞれ抱えていることも原油相場の下支え要因となっている。  テクニカル面では、2月きりが68.40ドル前後を目指す展開を予想する。中心限月の継続足で昨年前半に付けた高値(55.24ドル)から、同6月の安値(42.05ドル)までの下げ幅(約13ドル)に対する「倍返し」を試すことになるだろう。(了) [時事通信社]
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    最終更新: 2018年01月12日(金)12時02分

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