◎〔NY石油〕WTI、反発=清算値で4日ぶりに60ドル台回復(14日)

時事通信 2018年02月15日(木)06時05分配信
 【ニューヨーク時事】14日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米国内の需給不均衡に対する懸念が和らぐ中、反発した。米国産標準油種WTIの中心限月3月物の清算値は前日比1.41ドル(2.38%)高の1バレル=60.60ドルと、4営業日ぶりに60ドル台を回復した。4月物の清算値は1.48ドル高の60.51ドルだった。  供給過剰懸念の強まりなどを背景に売りが先行したことから、原油相場は午前中に一時58ドル台前半まで下落していた。1月の米消費者物価指数(CPI)が全体、コアともに市場予想を上回り、外国為替市場でドルがユーロに対していったん上昇したことも一時的にドル建てで取引される原油の売りを誘った。  しかし、米エネルギー情報局(EIA)が午前中に在庫週報を発表すると、買い戻しが台頭し、原油相場はプラス圏に浮上。EIAが公表した9日までの1週間の米原油在庫は前週比180万バレル増と3週連続で積み増しとなったものの、増加幅は市場予想(ロイター通信調べ)の280万バレル増を下回った。これを受けて、需給不均衡に対する懸念が後退したことから、原油に買いが入った。  また、WTIの受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの原油在庫が前週比360万バレル超の取り崩しになったとの報も支援材料となった。このほか、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相が石油輸出国機構(OPEC)はあまりに早期に減産合意を解消するよりも市場を若干逼迫(ひっぱく)した状態にしておくと言及したとの報に加え、外為市場でドル高・ユーロ安の流れが急速に反転したことも、原油相場を下支えした。  ▽ガソリン=続伸。中心限月3月物の清算値は2.77セント高の1ガロン=171.30セント。  ▽ヒーティングオイル=9営業日ぶりに反発。3月物の清算値は4.75セント高の1ガロン=188.44セント。(了) [時事通信社]
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    最終更新: 2018年02月15日(木)06時05分

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