都 南多摩尾根幹線の事業内容まとめ

建通新聞 2017年09月15日(金)16時00分配信
 東京都都市整備局と建設局は、「多摩都市計画道路3・1・6号南多摩尾根幹線(多摩市聖ケ丘五丁目~南野三丁目間)」の事業内容をまとめ、計画段階環境影響評価(アセス)手続きを開始した。当初、掘割としていた構造を平面に変更し、延長約5・5㌔区間に4車線の道路を新設する計画で、鶴牧と諏訪永山の2区間についてはそれぞれ2案を併記した。アセス手続きと並行して今後、地元意見などを反映しながら最終案を絞り込み、都市計画の変更手続きも進める。2019~25年度の7カ年で工事を進めていく考えだ。  南多摩尾根幹線は、町田市小山町の町田街道交差部を起点に、多摩ニュータウン地区を東西方向に進み、稲城市百村の鶴川街道との交差部に至る延長16・6㌔の都市計画道路。起点側と終点側で4車線による道路整備が完了しているが、沿道の反対もあり残る区間は暫定2車線で整備しており、多摩市と稲城市の市境付近は未整備の状況。  都は交通の円滑化や防災性の強化、沿道まちづくりの推進などを目的に15年度、未完成区間である唐木田区間(延長0・9㌔)と多摩市鶴牧~稲城市百村区間(同8・8㌔)の整備方針を策定。掘割としていた構造を平面に変更し、沿道環境や保全地域に配慮した道路形態とルートを検討する考えを打ち出した。  今回、都市計画の変更を前提に事業内容をまとめたのは、多摩市聖ケ丘5丁目の多摩東公園交差点と同市南野3丁目の多摩市総合福祉センター前交差点を結ぶ延長約5・5㌔。  このうち多摩東公園交差点~多摩市総合福祉センター前交差点の延長約3・5㌔を「標準区間」とし、府中町田線(鎌倉街道)をまたぐ区間(延長0・2㌔)を橋梁、残る区間を平面構造とする。幅員は43~60・5㍍で、中央部に上下線を集約し、両側に歩道・植樹帯を配置する。  高低差の激しい鶴牧5丁目付近~多摩鶴牧六丁目交差点付近の延長約0・8㌔は「鶴牧区間」とし、車道の上下線を分離する「A案」と、上下線を集約して片側の歩道を分離する「B案」を提示した。幅員は43~51㍍。  同様に諏訪団地付近~多摩市立学校給食センター永山調理所付近の延長約1・2㌔を「諏訪・永山区間」とし、車道の上下線を中央に寄せ低い場所に配置する「A案」と、上下線を高い場所にある南側に寄せる「B案」をまとめた。幅員は43~67・5㍍を想定している。  都は今後、地元関係者らの意見を聞きながら最終案を固め、都市計画の変更手続きを進め、早期事業化を目指す。
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    最終更新: 2017年09月15日(金)16時00分

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