PCデポが過去の決算短信の誤りを発表ー今期業績大幅減益へ

更新日: 2017年05月16日(火)18:53

 ピーシーデポコーポレーションが過去の決算で、売上の処理に誤りがあったと発表した。11年3月期から16年3月期までの過去6期分と、17年3月期の第1四半期から第3四半期までの処理に誤りがあった。  きっかけは、昨年8月に表面化した高齢者などへのプレミアムサービスの高額な解約手数料。その結果、プレミアムサービスの解約者が増えたため、従来の簡易版の売掛債権のシステムでは対応しきれず、現在の売掛債権のシステムに変更した。その際、売掛金債権台帳の残高と、過去の会計処理で公表していた数値に誤りがあることが分かった。  数値に食い違いが生じた要因は、従来の簡易版の管理システムで、一部の解約手続きがシステム上に反映できなかったことや、事務手続きのミスなどで売掛金の相殺漏れ・売上高への2重計上が発生していたことが明らかになった。  この結果、17年3月期の決算は、売上高が462億9,000万円(前の期比 10.6%減)、営業利益が33億7,800万円(同 17.9%減)となった。なお、同社は監査を経た過年度の修正決算を5月中に提出する予定となっている。  18年3月期の業績は、売上高466億円(前期比 0.7%増)、営業利益24億2,000万円(同 28.4%減)を見込む。主力商品のパソコンやスマートフォン、タブレットなどの主力商品の需要は増加していく見込みではあるが、プレミアムサービスの利益が剥落した影響で、2期連続の大幅営業減益を予想している。